凛と柔く

芯をもってしなやかに、じぶん基準で生きる

誠に勝手ながら、当ブログは移転しました。

約3秒後、自動的に移転先ブログへ移動いたします。

【体験談】自分で自分を幸せにしよう!恋愛依存から抜け出すためには、何に気づけばいいのか。

みなさん、幸せですか?

はい。わたし、幸せです。

 

今回は、過去にとてつもなくネガティブで自己肯定感ゼロで恋愛依存体質だった私が、依存を克服し、さらに自己肯定感を身に着けることができたきっかけについて書いてみます。

 

そもそも、自分を幸せにするってなによ?

「自分を幸せにできるのは、自分だけ」

 

オピニオン的なネット記事や、自己啓発的な本などでよくみられるこの言葉。

たしかに、その通りだと思うんです。

 

でもその言葉、恋愛依存を抱え、気持ちがジェットコースターのように急上昇と急下降を繰り返して疲弊し、どん底にいる人には実のところあまり響かない。少なくとも過去の私には響かなかった。

 

だってそもそも、自分を幸せにする方法がわからないから、どん底にいるんだよって話で。

 

いまならわかるよ、どういうことが「自分を幸せにする」という意味なのか。

どうすれば幸せに向かうことができるのか。

 

だけど自分を「誰にも愛されない不幸せな女」だと思い込んでいる当時は、全くわからなかった。

というか、自分が恋愛に依存していると思っていなかった。

 

 

 

私が自分を不幸せだと思い込んでいた理由

自己否定感しかなかった私ではあったものの、幸運なことに家族関係は劣悪なものでもなんでもなく、一般的な家庭でした。しっかり親の愛情を受けていたし、貧困すぎて食事がままならないなんてこともなかった。

 

それでも自己否定がひどかったのは

 ・承認欲求が強すぎて求めすぎていた

 ・中学時代、塾と学校のダブルでいじめを受けた

 ・高校卒業後の恋愛で手ひどい目にあうこと数知れず

 ・私の恋愛依存体質が原因で、恋愛は全てボロボロになって終わる

といったことが原因だと思う。

 

なかでも恋愛依存はひどくて、そこで受けたダメージが私をよりダメな女に育てていった気がするし、そこで様々な人間の本質や無常さを知った気がする。

そしてその依存こそが元凶だったわけだ。

 

 

はじめの一歩は、いつまでもしがみついて求めることを「自分で断ち切る」ことから

夫と出会う前の恋愛(片思い)で、はっきり「自分で自分を幸せにする」ことの意味を実感できた。

それは、しがみついてまで求め続けることを自分で断ち切ることができたからだと思う。

 

1年以上片思いだったその恋愛では、相手に対して気持ちを伝えることはやり続けていたし、その他自分ができると思うすべてのことはやり切った。そのうえで、フられた。しかも、何度もフられている。

 

何度目かのフられの後、自宅への帰路でふと思った。

 

もう、疲れたな。

これだけ全てを伝えて、できること全てをやっても振り向いてもらえないのか。

やるだけやったし、それでもあの人の気持ちが変わらないのだとしたら、これ以上どうしようもない。

もう・・・・・やめよう。

 

 

初めて逃げずに、自分の思い通りに人の気持ち(恋愛感情)を動かすことができないという当たり前のことと向き合うことができた。

だから、もうやめちゃえ!どうしようもないもん!って思うことができた。

 

それまでの私なら、まだしがみついていたと思う。

 

「だって好きなんだもん。仕方ないじゃん!好きだから、振り向いてもらえなくても一緒にいたい!」とか、少女漫画さながらの痛さで思い続けていたと思う。

自己満足で片思いをしながら、自分の心をすり減らしていたんだと今ならわかる。

 

この、相手の気持ちを思い通りに動かすことなんてできやしないんだということを、現実として受け入れるられるようになったことが大きかった。

 

 

 

自分への「覚悟」を持つことで変わった

次の段階で、その自分で終わらせた片思いに対して、自分で決めたことだと自覚し続けたことが、さらに依存を断ち切ることができたと思う。

 

つまり、自分の人生の主導権は自分が握るんだってことを自覚できるようになった。

 

それまでの恋愛では、相手にどう思われるのか顔色を窺い続けていた。

嫌われたら人生終わり位の勢いで。

相手に振り回されていて、自分は二の次だったというわけ。

 

自分のことをもっと大切にする。そのために、自分のことは自分で決めるんだという覚悟を持った時、依存から抜け出せた気がします。

 

そんな覚悟を持って生きられるようになると、自分で決めたことなんだという考えが定着して、自己肯定感すら芽生えてきた。嘘みたいだけど、本当のこと。

 

自分が決めた方向へ進むことで、自分を信じることができるようになってきた。

 

 

 

 

恋愛依存の後輩を見て思うこと

実は今、職場で過去の私のように恋愛依存をしている後輩がいる。

 

ほんの少し連絡がないだけで不安に陥り、相手の行動で一喜一憂。

頭の中は相手でいっぱいで、気持ちも行動も振り回されている。

 

それが職場での表情にも現れていて、見ていて痛々しい。

付き合っては別れのペースも恐ろしく早く、自分で「常に男がいないとダメだ」と漏らしている。

 

そんな彼女を見ていて、感じたのは。

 

 

彼女もきっと、幸せを相手から与えてもらおうとしているのだと思う。

相手がいないと自分がダメになってしまうと感じているのだと思う。

過去の私がそうだったから。

 

でもちがうんだ。

 

幸せって、人からもらうものじゃない。

自分の中から湧き上がる感情だ。

もらう幸せなんてほんの一瞬のまやかしで、長続きしやしない。

自分の中で味わえる幸せこそが、自分を幸せにし続けることができる幸せだと思う。

 

そしてその幸せは、自分で自分の人生を生きなければ手にできないと思う。

誰かにもたれ掛かっていては手にできないと思う。

幸せになるためには、ひとりで立てるんだと気づき、自分だけの足で立たなければいけない。

そう思うのだよね。

 

 

 

さいごに

なんだか勢いで書いてしまったのでまとまりがないけれど、依存って本当に怖いもので、自分がなくなってしまう。自己犠牲の気持ちも大きくなるし、相手が絶対になってしまって自分の思考が停止している状態に近い。

 

そこから抜け出すためには、自分に酔うのをやめなくてはいけない。

自分が自分であることに気づき、自分で自分のことを決めることが、ちいさな一歩になるのだと思う。

 

過去の自分のように後輩のように、恋愛で自分を見失ってしまっている人に、ちいさなちいさな気づきをもってもらえたらと思います。

 

大丈夫。

あなたは一人で立てる!