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体験してわかった!『セカンドオピニオン』と『おくすり手帳』の大切さ。

秋ごろ、どうやら風邪らしきものを罹患しました。

 

その際に内科及び耳鼻咽喉科に行ったのですが、その時にセカンドオピニオン」と「お薬手帳」の大切さを感じたので、今さらですがまとめてみます。

 

まずは内科へ行った

某日、目が覚めたら喉が痛かった。

もともと喉は弱い方で度々痛くなるのですが、今回の痛みは風邪に近いな、と判断。

 

その日の夜は、葛根湯ドリンクを飲んで就寝しました。しかし次の日、喉の痛みはひどくなる一方で激しい咳もでるように。そして仕舞いには、鼻水も。

 

良くない兆候を感じたので、これ以上ひどくなる前に手を打とうと、内科を受診しました。

 

ところが、内科の先生はろくに自覚症状などの話を聞いてくれず、また、その時鼻水が収まっていた為「鼻水はないね」と決めつけられてしまいました。

患者さんがいっぱいだったからか、忙しいオーラ全開で口を挟む隙もなく診察が終了。

 

喉が痛ことしか伝えられず、果たしてこんな聞き取りで的確な処方がしてもらえるものなのかと、不安になりました。

  

その後、処方箋をもって調剤薬局へ。

出てきた薬とその説明書きを見ると、不安は的中。

喉へのアプローチのみの薬!咳と鼻水は放置です。

 

▲お薬説明

 

それから数日はこれらの薬を飲んで過ごすも、全く改善が見られない(なんと、喉さえも!)。胸中をよぎる「やっぱりアカンやんけ」の気持ち。

 

そして鼻水・鼻詰まり、激しい咳、ひりひりと焼け付くような喉の痛みで、睡眠も満足に取れない状況にうんざりしだしたとき、ふと思いました。

喉の風邪的症状に対する薬が効かない

⇒ もしかして、風邪ではない⁉

⇒ でも喉痛いよ、しんどいよ。

⇒ もっかい内科行く?

⇒ でもまた話聞いてくれないかも。

⇒ まてよ、喉と鼻なら耳鼻科でもよくない⁉

結論:よし、耳鼻咽喉科に行こう!

 

 

耳鼻科で診察してもらった

ということで、以前かかったことのある耳鼻科へ。

 

こちらの先生はしっかり自覚症状聞いてくれましたし、子供の間で流行っているウィルスもあるからということで、そのチェックもしてくれました。

 

結果、自覚症状と実際の体の症状から、風邪のようなウィルス性のものとアレルギーとが混在しているような感じだと判断され、それに対応できる薬を出しておくねと、処方箋を頂きました。

 

▲お薬説明

 

この処方された薬を飲みだしたところ、ぐんぐん回復。

初めと比べると雲泥の差。ちゃんと寝ることもできるようになりました。

 

 

 

セカンドオピニオンって、場合によっては必要なのかも

今まで、同一の罹患で2人の医師に診てもらうなんてしたことはなかったです。

 

ですが今回、初めに診てもらった医師の診断・処方が本当に的確なのか不安になり、違う医師に診てもらったのです。

いわゆるセカンドオピニオンとなったわけですが、アリだなぁって思いました。


私の場合はたいした症状ではなかったのですが、これがもしも大きな病気に繋がる事だとしたら、医師の判断が違っていると、下手したら命に係わったりするわけですから。

 

医師を疑っているわけではないけれど、今回の私の様にしっかり話を聞いてもらえなかったり、診察時にその症状が出ていなかったりすると、正しい診断ではなくなってしまうこともあり得ます。

 

ましてや、山ほどある病気・症状からど100%正しい診断をするのは、いくら医師といえどもなかなか難しいことだと思います。

だからこそ、セカンドオピニオンの意味があるのではないかと、感じた体験でした。

 

参照にどうぞ▶セカンドオピニオンの基礎知識

 

 

 

縁の下の力持ち、おくすり手帳

そしてもうひとつ見直したこと。それはおくすり手帳

 

医療機関に行き処方薬をもらうとき、調剤薬局で「おくすり手帳はありますか?」と聞かれます。私は毎回持って行くのを忘れていたりしたのですが、今回はそのおくすり手帳が役立ちました。

 

 

初めの内科に行ったとき、シールが貼られた手帳をもらいました。

 

そして耳鼻科に行ったときは、「こんな薬をもらったのですが、効いている実感がありません」と、おくすり手帳を医師に見せました

 

これを見せたことにより、耳鼻科の先生は、より少ない選択肢の中から診断できたのではないかと思います。いままで役立ったと思ったことのないお薬手帳が、初めて日の目を見た瞬間でした。

 

調剤薬局チェーン「日本調剤」のウェブサイトによると、お薬手帳を使うメリットは以下の点。

① 飲み合わせや薬の重複をチェックし、副作用や飲み合わせのリスクを減らします。

② 副作用歴、アレルギー、過去にかかった病気などの情報を伝えることができます。

③ 旅行や災害、急に具合が悪くなったときなどに、自分の薬の情報を正確に伝えることができます。

引用元:日本のかかりつけ薬局 - 日本調剤

また、2016年4月からは、おくすり手帳を持参するか否かで、医療費が変わるようになっていたというから驚きです。

 

調剤薬局で薬の処方を受ける際、管理指導料というものがかかるのですが、その料金、手帳を持参すると380円、持参しないと500円*1なのです!

 

持って行くと役立つし、保険料も微妙とはいえ安くなる。

これは、いつもしっかり持って行った方がいいような…(;'∀')

 

 

おくすり手帳がスマホアプリになっていた

今回、この記事を書くにあたりお薬手帳について調べてみたのですが、なんとおくすり手帳がスマホアプリになっていました!

 

ざっと調べてみたところ、以下の2つがヒット。どうやら他にもありそうです。

 

① 日本調剤:お薬手帳プラス
② 日本薬剤師会 日薬eお薬手帳

 

紙のお薬手帳を忘れがちな人は、アプリの利用を検討してみてもいいかもしれません。

 

 

 

まとめ

ということで、ちょっとひどい風邪をひいたことで、学んだこと。

 

① 1人の医師(病院)の診断・薬の処方に不安がある場合は、他の医師(病院)へ行ってみるのも一つの手。

セカンドオピニオンをもつことで、不安も解消されやすい。

③ おくすり手帳の持参をすると、様々な面で良いことがある

④ おくすり手帳がスマホアプリとしてリリースされている

 

どなたかのお役にたつと幸いです。

 

 

*1:これは全額で、実際に私たちが負担するのは1割~3割なので、最高でも40円程度