凛と柔く

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細美武士と星野源|私が思う「格好いい男」に共通点を見つけた。

 

私にとって格好いい人

私の大好きな人(あえてアーティストとは言わない)は、細美 武士という人なんです。

 

大好きなバンドのフロントマンなので好きなのは当然なのですが、なんというか…。

ライブで生の言葉を聞いてラジオを聞いて、雑誌のインタビューも読んだりして、人としてすごいなって、格好いいなって思っています。

(政治や原発の話はまた別ね、それはそれ。ちゃんと自分の頭で考えます。)

 

▼この人♡

 

人にはそれぞれ生き方や考えがあるので、細美さんの考え方・生き方が正しいとかそういうことではなく。

 

この人の、

自分で考えやると決めたことを貫くところ、

自分の大切な部分を捻じ曲げてまで何かに迎合しようとしないところ。

 

そいういう意思の強さと、自分に対して嘘をつかない部分がとても好きなのです。

 

とはいえ、その性格・意思のせいで、とても生きにくいと思う。ライブで少年みたいな笑顔を見せてくれるけれど、ステージを下りれば笑顔以外の顔になってしまうことも多々あるのだと思う。

 

それでも、前述したような生き方を変えないという部分において、本当に頭が下がるのです。

 

そんな細美さんの言葉に興味のある方は、ぜひラジオを聞いてみてください。水曜日の24:30からです。
番組表(水曜日)|bayfm 78.0MHz - LOVE OUR BAY LOVE OUR FUTURE

そしてそのラジオの一語一句を、リスナーさんが文字起こしされているブログもあります。
Hedgehog Diaries.

 

なんて、今回は細美愛を語るエントリーなのではなく。

 

そんな最高に格好いいと思っていた細美さんに匹敵する、「くぅ!コイツかっこいいぜ!!」って思ってしまう人が現れましたね。

そのきっかけはたっつんさんが書かれたこちらの記事。

 

今や超絶人気の、星野 源さんです。

 

www.subcul-girl.com

  

 

星野源の何が格好いいのか

星野源といえば、逃げ恥のイメージが世の中に浸透していると思うのですが、私の中では断然、NHKのコント番組「LIFE!」です。

 

www.nhk.or.jp

 

コントで惜しげもなく格好悪い(笑)姿を見せてくれるその様は、逃げ恥の平匡とは全然違うのですよ。

 

俳優・シンガーソングライターでありながらのこの様子に、本当に好感しかなかった。実をいうと、逃げ恥の平匡もコントの役のようにしか見えなくて、笑わされてばかりだった程。

 

 

そんな彼がラジオで話したという内容を、先のたっつんさんのエントリーで読み、「格好いいな!源ちゃん!!」と思ってしまったのです。

それがこの部分。

 

ほんとそこしかないのよ。で、あの人みたいになりたいとか思うんだけど、それをやるには自分がかっこいいと思うことをするしかなくて。あと、かっこ悪いことをしないってことしかないんですよ。自分がこれやったらかっこ悪いな、でもやりたくなっちゃうな、って事を頑張ってやらないっていう。

 

詳しくはたっつんさんが書いてくださっている全文を読んでほしいのですが(▶こちらから該当箇所に飛びます)、モテなくて格好悪かった自分が最終的にたどり着いた、「格好良くなり、自分に自信を持つためにやると考えた行動」のことなのです。

 

話していたというその行動、本当にすごいことだと思う。源ちゃんがやろうとしたこと(たぶん今はもうできていること)、すごく大変で難しいことだと思う。

 

実は、私も今そういうのと戦っている(職場でね)。

 

自分がよしと思えないこと、むしろ良くないと思うズルイことをやっている人は周りにたくさんいて。そうしたほうがラクだし、仕事そっちのけで単純に楽しいってのはわかる。

だけどそれはさ、仕事する姿勢としてどうなの!?って思って、私はそちらに行かないようにしている。

でもその抗いはしんどい。本当にしんどいんだよね。時々負けそうになる。

 

だけどやっぱり、そこでラクな方に流されたら、きっと後になって自分で自分を恥ずかしいと思ってしまう、ズルイと思ってしまうから、「イヤダ!そっち側には行きたくないんだ!」という一心で、流されないようにしている最中。

 

きっとそんな抗いを乗り越え続けてきたからこそ、今、星野源は超絶人気になったのだろうね。この言葉を読んだとき、本当、すごいなって思った。

 

 

2人に共通点を感じた

先に書いた細美さん、そして星野源さん。共通点があると思いませんか?私は思いました。

 

自分に対して嘘をつかない

 

ざっくり言うとこれだ!と感じました。

 

細美さんが時々ラジオ等で言う言葉で好きなフレーズがあって、お天道さんがみてるからってやつなんです。

それはもう、ある意味まるで「神様が見てるから」みたい意味合いで。

 

「たとえ誰も見ていなくても、お天道さんは見てるから。だから、自分をごまかすようなことは、お天道さんを真っすぐ見れなくなるようなことは、しないでおこうぜ」

というニュアンスで話したりするのね。

 

そのお天道さんって、結局はもう一人の自分なんだよね、きっと。

 

自分がいいと思っていないことをしようとしているとき、自分の本心がクリアになっていないとき、本当にそれでいいの?って自分で自分に問えよってことなのかなって感じています。

 

自分を嫌いにならないために、自分が自分であるために、自分を大切にするために。

 

星野源さんの場合もそう。何かやろうとして、これは本当に自分が格好悪いと思うようなことではないか?格好いいことか?と問うてきたのではないかな。

 

細美さんも星野源さんも、そういう自分への問いと選択を繰り返して行動をしているんだろうなって思うのです。きっと、格好いい男となるべき重要な部分はそこなんじゃないかな、と思うのです。 

 

 

 ▼星野源さんのエッセイ、面白いですよ~。おすすめ。

 

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